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NISA・非課税投資

2026年NISA改正で何が変わる?こどもNISA・非課税枠の年内復活を解説

8分で読めるShisan編集部
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2026年NISA改正の全体像

2024年に始まった新NISAは、わずか2年で再び拡充される予定です。2026年改正の3つの目玉は以下の通りです:

  1. こどもNISA の新設(0〜17歳対象)
  2. 非課税枠の年内復活
  3. つみたて投資枠の対象商品拡充

注意: 本記事は税制改正大綱等に基づく執筆時点の予定であり、施行内容・タイミングは今後の法改正で変更される可能性があります。最新情報は金融庁 NISA特設ページをご確認ください。

① こどもNISA — 0〜17歳の非課税口座

旧ジュニアNISA(2023年廃止)の後継として、扱いやすさを改善した「こどもNISA」が導入予定です。

こどもNISAの主な仕様(執筆時点の予定)

項目 内容
対象年齢 0〜17歳(未成年)
年間投資枠 60万円
生涯投資枠 600万円
口座開設 親権者が代理
資金管理 親権者が管理(未成年本人の同意不要)
18歳到達時 大人の新NISAへロールオーバー検討中

こどもNISAの活用シミュレーション

: 子供が0歳のときから月5万円を 18 歳まで積立、年利5%で運用

  • 元本: 5万円 × 12ヶ月 × 18年 = 1,080万円
  • 18歳到達時の資産: 約1,706万円
  • 運用益: 約626万円
  • 非課税効果: 626万円 × 20.315% = 約127万円の節税

これだけの非課税運用が可能なため、教育資金準備として強力な選択肢になります。

旧ジュニアNISAとの違い

旧ジュニアNISA(2016〜2023年)には「18歳まで原則払い出し禁止」という制約があり、これが普及の阻害要因でした。新しいこどもNISAではこの制約が緩和される方向で議論されています。

② 非課税枠の年内復活

現行の新NISAでは、売却した枠は翌年に復活します。改正後は、売却した同じ年のうちに枠が復活する仕組みが検討されています。

改正前後の比較

シナリオ 改正前(現在) 改正後(2026年〜予定)
1月にNISA枠で100万円購入 OK OK
6月に売却 OK OK
同年内に再度100万円分購入 不可(枠は翌年復活) 可能(同年内に枠復活)

この改正で何が変わるか

メリット:

  • 短期的なリバランスがしやすくなる
  • 利益確定→買い直しが同年内で可能
  • ライフイベント(住宅購入など)の一時的な売却にも対応しやすい

注意点:

  • ただし「年間投資枠360万円」と「生涯投資枠1,800万円」の上限は変わらない
  • 短期売買を煽る制度ではない(NISAの本来の趣旨は長期保有)

③ つみたて投資枠の対象商品拡充

現行のつみたて投資枠(年間120万円)は、金融庁が定めた長期積立に適した投資信託・ETFのみが対象です。改正で公社債型投資信託が追加される予定です。

公社債型ファンドが加わる意味

  • より保守的な運用(株式100%でなく債券中心)が可能に
  • リタイア間近〜リタイア後の人にも積立投資枠が使いやすくなる
  • ポートフォリオの分散度が上がる

注意: 公社債型ファンドは利回りが低いため、若い世代の長期積立にはやや不向き。リスク許容度に応じた商品選びが重要です。

改正で何が変わる?家族構成別シミュレーション

家族A: 共働き夫婦 + 子供1人

口座 現在 改正後
夫の新NISA 生涯1,800万円 同左
妻の新NISA 生涯1,800万円 同左
子供のこどもNISA なし 生涯600万円 新設
家族の合計非課税枠 3,600万円 4,200万円

家族で +600万円 の非課税枠拡大

家族B: 夫婦 + 子供3人

口座 現在 改正後
夫の新NISA 1,800万円 同左
妻の新NISA 1,800万円 同左
子供のこどもNISA × 3人 なし 600万円 × 3 = 1,800万円
家族の合計非課税枠 3,600万円 5,400万円

+1,800万円 の追加非課税枠(子供3人世帯)

子供の数が多いほど改正の恩恵が大きくなる設計です。

改正後のNISA活用法

改正を踏まえた最適なNISA活用順序は以下のようになります:

優先順位(改正後)

  1. 大人の新NISA を最優先(生涯1,800万円・1人につき)
  2. 子供のいる家庭は こどもNISA を活用(600万円/人)
  3. 余剰資金があれば iDeCo(所得控除あり)
  4. それでも余剰があれば 課税口座

こどもNISAは「子供のため」だけではない

注意点として、こどもNISAの資産は子供本人の資産として扱われる予定です。これにより:

  • 相続税の節税効果(一定の範囲)
  • 子供の将来の教育資金・結婚資金の準備
  • ただし子供への贈与税の検討が必要なケースあり

詳しい使い分けは、税理士や金融機関に相談することをおすすめします。

Shisan で改正後の運用効果を試算

Shisan では、新NISAの非課税効果を税引後の手取りで可視化できます。改正後のこどもNISAも、現状のNISAロジックと同じ「非課税運用」として試算可能です。

試算手順

  1. ダッシュボードで「現在年齢」「総資産」「うちNISA保有分」を入力
  2. 月の積立額と想定利回り(例: 5%)を設定
  3. 取り崩し開始年齢と月の取り崩し額を入力
  4. 結果カードで税引後手取り・実質購買力を確認

家族全体の非課税枠を最大化したい場合は、夫・妻・子それぞれで Shisan のシミュレーションを行い、合計してご確認ください。

まとめ

  • 2026年NISA改正の3つの目玉:
    • こどもNISA(0〜17歳・年60万・生涯600万)
    • 非課税枠の年内復活
    • つみたて投資枠で公社債型ファンドを追加
  • 家族で**+600万〜+1,800万円**の非課税枠拡大
  • 既存のNISA口座への悪影響はない見込み
  • 本記事は執筆時点の予定。施行内容は金融庁の最新発表を確認

NISAの基本的な仕組みから理解したい方は新NISA完全ガイド、税引前と税引後の差を見たい方はNISAの利益に税金はかかる?をあわせてご覧ください。

ぜひShisanで非課税運用の効果を試算して、ご家族でのNISA最大活用プランを検討してみてください。

よくある質問

QこどもNISAは誰でも作れますか?
A

0〜17歳の未成年が対象で、年間60万円・生涯600万円の非課税枠が設定される予定です。口座開設は親権者が代理で行います。旧ジュニアNISA(2023年廃止)の後継制度として、扱いやすさを改善した制度設計が予定されています。

Q非課税枠の年内復活とはどういうことですか?
A

現行制度では、NISA口座で売却した枠は翌年に復活します。改正後は、売却したその年のうちに枠が復活する仕組みが検討されています。これにより、年内に複数回の売買・買い直しが可能になります(執筆時点の予定)。

Qつみたて投資枠の対象商品は何が追加されますか?
A

公社債型投資信託の追加が検討されています。これにより、より保守的な運用を希望する人もつみたて投資枠を活用しやすくなる見込みです。

Q改正は2026年のいつから施行されますか?
A

具体的な施行日は税制改正大綱に基づいて確定する予定です。多くの制度は2026年1月1日からの適用が予定されていますが、こどもNISAなど準備に時間がかかる制度は年度途中の施行も検討されています。

Q既存のNISA口座への影響はありますか?
A

既存の新NISA口座(2024年〜)の生涯1,800万円・年間360万円の枠は維持されます。改正は追加的な機能の付与であり、既存口座が不利になる変更はない見込みです。

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本記事は情報提供を目的としており、投資・税務に関するアドバイスではありません。実際の投資判断・税務処理はご自身の責任において行い、必要に応じて専門家(税理士・ファイナンシャルプランナー)にご相談ください。掲載情報は執筆時点のものであり、税制改正等により内容が変わる場合があります。詳しくは利用規約をご確認ください。

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